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2013年11月30日土曜日

天斗君、威吹君 おめでとうございます。


2013年度DRAGONGYM最後の昇級審査日

 

今年最後の審査とあってか・・

私も想定外の波乱づぐめの連続だった。

だからこそ、学ぶべき点も多々あった。

 

威吹、天斗とも再々審査になった。

 

天斗は

審査表の確認不足のため

親御さんの評価点数が0

さらに

意欲、情熱は素晴らしきものがあったが

一つ、一つの審査項目において節穴だらけ・・

つまり

彼の真面目で几帳面な性格が

審査という局面において

あまりの緊張感によって

全て重圧としてのしかかっていたのだろう。

結果として

一つ、一つの項目に彼の性格が

追いつけず、この日を迎えたのだろう・・

 

威吹は

再審査でも合格には到底及ばなかった。

態度、型、基本、基礎体力ともに・・

 

威吹ママと話し合う。

 

家庭でも相変わらず・・

きまり事が守れない、言動がひどい、屁理屈ばかり、

身の回りの散乱、やるべき事よりもDVDと・・

点数評価どころではないと・・

 

私はこう想っている

道場とは

煩悩多きものが、場所を問わず

悟りを願う心のことが道場なのだと。

 

誰もが、心のどこかに持っているもの

武道などを修行する場所や建物と思う心は

あさはかな考えだ。

 

確かに威吹ママが言われることは

痛いほど理解し、心を同じくしている。

 

ママに聞かれる「私は我が子に言い過ぎなのか」と・・?

違う、違う・・

直さねばならぬことは治さねばならぬ。

言わねばならぬことは見本を見せねばならぬ。

 

しかし、心まで病むことはない。

 

親御さんがつける我が子への

点数評価の観点はほとんど同じ

真の評価ではないだろう。

 

それでいいのかと問われれば

私はそれでいいと想っている。

 

なぜなら

今の親御さんの観点は

いずれ大人になれば

自然と治ってくるものだからだ。

 

今、子育て真っ只中、

そんなことに動揺したり

心まで病んでいたら

我が子の素晴らしい新芽を摘み取ってしまう。

 

威吹には、道場の誰よりも

素晴らしい個性が脈々と息づいている。

 

明るさ、素直さ、礼儀正しさ、機転の速さ

人との和、面倒見、親切さなどなど

いずれも社会で欠かせないものばかり・・

 

「倍返し」の社会でなく

やられたら(他人だけでなく、病気、疾患、難病・・)

いかにして視点、心を正しい方向に向けて

立ち向かうことができるか・・

つまり

生きていれば、立ち向かえばむかうほど

実に様々な煩悩と闘わなくてはいけない。

 

それこそ

道場で養うべき

鍛錬すべき、真のあるべき姿、心なのだ。

 

ただ審査という手段をかりて

大観すれば「空手」という姿を借りているだけ。

 

威吹、天斗ともに再々審査では 

少しでも真の道場の意味、価値、目的を

理解しようと必死で取り組んでくれた。

 

お陰様で 多くの門弟達、親御さん

少年部指導員の貫太、和輝
 

康隆、幸太郎、一将、和則師範の

ご厚意、ご厚情により

二人とも、それぞれの級に認められた。

感謝しています。

ありがとうございます。

天斗君 おめでとうございます。
 
威吹君 おめでとうございます。

 

いずれ彼らも、私同様

様々な煩悩に打ち勝てない日が来る。

 

だからこそ

今日という「感動の一日」が

煩悩に立ち向かう勇気をくれる。

 

「感動なければ、成長も、生甲斐もなし」

 

 

今週も涙もろい私には辛い日が多かったですが、

お陰様で何とか乗り切れることができました。

本当にありがとうございました。

 

素晴らしき感動の週末をお過ごしください。

 

・よかったこと・・家事、修練、文武、門弟達の志、陽ママ、史明パパ、賢一パパ、隆充パパ、典幸パパ、ドラゴン安子、里絵、恵美、そのえ、啓子、知沙、美代子ご夫妻、貫太、和輝、康隆、幸太郎、一将、和則師範の指導、威吹再審査、天斗の昇級認知

・前向きにすべきこと・・修練

・精根尽くしたこと・・家事、修練、文武、稽古
・学んだこと・・煩悩あってこその人生

・どうすればいいか・・文武道

・将来の夢・・門弟さんの目標実現 

●浄心水行参加者予定表
 




12

  8()   DRAGONGYM・龍真会合同演武会・忘年会

31()   浄心水行

31()1/5() DRAGONGYM龍真会お休み

1

  6()    道場稽古開始

11()   鏡開き・新年会予定

 

 

 

親御さん(父)へ あくまで私の場合です。・・長い文章です。


家事、修練、文武、稽古の一日。

親御さんと少し話す機会があった。

空手道をやらすのに少し強制があったのではと・・

疑問を投げかけられた。

 

確かに自らの意思で稽古に

励む子どもはまずいない。

 

空手や柔道といった武道に限らないが

ピアノ、学習教室にしても

教育全般にも言えることだろう。

 

親御さんの子どもに対して

様々な夢を抱かれることは素晴らしいことだ。

 

その際に一番に問題になるのは

「子どもの自主性」という考え方。

 

やる気がでたら習わせようか・・

子どもの自主性にまかせようか・・

といった考え方だ。

 

子どもの自主性に任せて

大きく成長、成功するのは

天才的な能力を持つ

ほんの限られた子ども達だけだと想う。

 

38年間 道場に立って断言できることは

大半の子ども達(凡人)はほとんど挫折する。

 

モーツァルトのような神童は別ですが・・

 

子供の頃気まぐれで

ピアノ、武道などをやりたいと

口走る子は大勢いる。

これを子供の自主性の発露などと

勘違いした親御さんが

各教室に通わせるが
大半は中学に行く前にやめてしまう。


今、各教室で本当に

学ばせねばならぬことは

一度やろうとしたことへの

耐える覚悟と情熱の継続性

 

そして、やりはじめたら

幼児期からみて10年間は

ある意味、強制的に続けさせなければならない。
でも子供は必ず嫌がるものです。
娘達は10年、長男は14年間・・でした。
 
 
 
我が子三人の場合もそうだったですが
最初の関門は小学5,6年生の時だった。
友達とあそんだり


勉強がいそがしくなったり

またへ理屈も多少言えるようになる。

親御さんに信念がなければ、ここで負ける。
特に、子供の自主性を大切に想う親御さんは

イチコロだろう・・

多くの理由は受験勉強だ。
そして、家族、親御さんの情熱の低下もあるだろう。

子供が幼稚園の頃は家族全体に活気があるが
中学生にもなれば

こんなばら色の家族の一体感はなくなってしまうので

嫌がるものを、無理矢理やらしても

何も意味があるだろう、なんて思ってしまう。

これは、大半が間違いであって
殆どの子供には

特別な才能なんて最初から存在しないもの。

子供は必ず嫌になる。
大人もあきらめようになる。

じゃあ、お稽古事、習い事に

価値はないのかと思ってしまう・・

その時の私には仕事と武道しかなかったので・・


娘達、息子は3歳から10年以上

耐える覚悟と

決してあきらめない情熱を注いできた。


だからこそ 大人になった我が子達が

100倍の感謝を言ってくれる、慕ってくれる。


必要なのは、10年以上

何でもいい、決めたことを

継続する意思と多少の障害でもめげない、忍耐力だ。


初期のモチベーションを

10年以上続けるには、

それ相応の人生観の確立も必要だ。


硬いものではなく、
軟らかな決心(継続的な愛情)

必要になってくる。

まず、そのことを子どもに説明する努力

出来なければ
俺を信じて黙ってついて来いで良いと思う。

 

大切なことは伝えたい事(本質)があるということで

言葉にできるかどうかにこだわる必要はないし

愛情があれば、いつか必ず通じる。

そして一旦決めたら

子供がどんな理屈を付けても

負けてはいけない。歩みを止めない事だ。

 

やる気かない時は励まし、

悩みを言ったら話しは聞く。


子供の言っている事は屁理屈でも

真実がある。


それでも
へ理屈を言い続けたら

親の威厳と全人格を賭けて

一喝する覚悟は必要だろう。

また、誉めることは良いことだが

嘘をついてはいけない。

本当に良いと感じたとき誉めれば良いし

 

己の感性を信じて

良いと思ったときに

多少の的外れでも構わないと思う。

 

愛情とはそういうものだし

これは必ず伝わる。

ある時期子供に怨まれるかもしれない

・・しかも長期間。

 

子育て最中に妻に言われたことがある。

子ども達がなんて言っているか知っている?

「お母さん、なんでお父さんみたいな人と結婚したん?」と


子供に嫌われることを恐れたら

何事も達成されない。

親は子供に嫌われるものだ。
あらゆる躾や学習は

やがて自分(親)が死んだとき

子供が自分で力強く生き

実り多き人生を歩ませるためだ。

その目的を達するなら

嫌われたって構わないだろう。
しかも嫌われるのは子供が子供の時期だけだ。

本当の愛情と信念を持って接すれば

やがて理解してもらえる。
大切なのは人生を一貫させること。

何が大切で何を捨てるのか

親がしっかり見極めて

信念を持って生きてゆけば

それは子供に伝わる。

子供にかぎらず人間は自分が楽しみ

欲望を達成するためには

かならず理屈を付けるものだ。


思い付きではない人生観を持ち

10年以上続ける覚悟でとりかかったら

黙ってついて来させれば良いもの。

 

子どもの人権無視???

 

こんなレベルで

子供の人権無視なんて言葉を

本来の意味が薄れてしまう。


人権という言葉は

もっと本当に論じなければいけない

深刻な状況が別にあるもの。

親御さんは

人生の先輩であり

修羅場も経験しているのだから、

自信を持って断行したらいい。

しかし余裕をもって

自分らしく振る舞えば良いものだ。

きびしく、しかし柔らかく。
稽古ごとはどんな分野でも

10年以上続けなければ

なかなか本当には身に付かない。

稽古をする、

あるいはさせるということは

私は人生そのものだと信じている。


つまり人生は稽古であると

言っても良いかもしれない。

子供に教えるということは

子供に自分の人生をさらすことである。


人生をさらし、

稽古をするということが

子供を教えることになる。

きびしく、しかし柔らかく、一貫して、
そして愛情を持って。

 

結果 子どもが成長すれば

人生が何倍も実り豊かになっている。

 

・よかったこと・・家事、修練、文武、実希、温太、威吹、翠怜、悠人、晃希、優真、真之祐、大輔、裕生、乃愛の志、典幸パパ、ドラゴン啓子、紀子、そのえ、理香、美沙、知沙、美代子ご夫妻、真史師範の指導

・前向きにすべきこと・・読書

・精根尽くしたこと・・家事、修練、文武、稽古
・学んだこと・・習い事、お稽古事

・どうすればいいか・・ただ一つの例として(森藤明の場合)

・将来の夢・・門弟さんの目標実現 

●昇級審査実施予定日
 

●浄心水行参加者予定表
 




12

  8()   DRAGONGYM・龍真会合同演武会・忘年会

31()   浄心水行

31()1/5() DRAGONGYM龍真会お休み

1

  6()    道場稽古開始

11()   鏡開き・新年会予定